本文へ移動
MENUCLOSE

更年期うつ

更年期うつの説明動画の冒頭場面

音声はオフです。

文章で読む ↓

概略

更年期うつは、閉経前後に、ホルモンの変化とその年代のストレスを背景として生じるうつ病・適応障害です。落ち込みや不安に加え、ほてり、めまい、不眠、疲れやすさなど、体の不調が目立つ場合もあります。

治療では、婦人科でホルモン補充療法を検討しながら、うつ病・適応障害に合う治療を並行します。抗うつ薬や漢方薬だけでなく、介護・仕事・家庭の負担を減らすことも大切です。親の介護を抱えているときは、介護保険制度などの支援も使い、実際に休める条件を整えていきます。

更年期うつについて知っておきたい4つのポイント

症状の背景と、治療・生活の整え方を先にまとめます。

① ホルモン変化と、年代特有のストレスが重なる

ホルモン変化と、年代特有のストレスが重なるの説明動画の冒頭場面

閉経前後には女性ホルモンが変動しながら減り、体とこころに影響します。同じ時期に、仕事や家庭での役割の変化、老後への不安、親の介護なども重なります。どちらの影響が強いかは、人によって違います。

更年期うつの意味と、二つの背景を読む

② 落ち込みだけでなく、体や生活の変化にも気づく

落ち込みだけでなく、体や生活の変化にも気づくの説明動画の冒頭場面

気分の落ち込み、不安、やる気の低下に加え、ホットフラッシュやめまいなどが前面に出ることもあります。症状だけでなく、仕事に時間がかかる、家事の後に動けないといった、普段との違いも相談の手がかりになります。

症状と生活に現れる変化を見る

③ 婦人科の治療と、こころの治療を並行する

婦人科の治療と、こころの治療を並行するの説明動画の冒頭場面

ホルモン補充療法は、症状や病歴を確認して婦人科で相談します。同時に、うつ病・適応障害に準じて、抗うつ薬や漢方薬、ストレス対策を検討します。体とこころの両方を診てもらうことが大切です。

更年期うつの三つの治療を読む

④ 介護を抱え込みすぎず、負担を具体的に減らす

介護を抱え込みすぎず、負担を具体的に減らすの説明動画の冒頭場面

介護は長く続きやすく、自分の休養が後回しになりがちです。家族での分担に加え、地域包括支援センターなどへ相談し、介護保険制度の活用も考えます。考え方の工夫と、実際の負担を減らす環境調整を組み合わせます。

介護・仕事・家庭の負担を減らす方法を読む

詳しい解説の目次

1.更年期うつとは――起こりやすい年齢と、二つの背景

更年期うつとは――起こりやすい年齢と、二つの背景
図解を拡大して見る ↗

更年期うつは、主に閉経前後の数年間に現れる、落ち込みなどのうつ症状を指す呼び方です。この時期のうつ病・適応障害には、ホルモンの変化と、年代によるストレスの両方が関わります。

一般的に、更年期は閉経の前後約5年ずつ、合わせて約10年の時期です。年齢では45〜55歳ごろが一つの目安になります。始まる時期、症状の強さ、どの症状が目立つかには大きな個人差があります。

心療内科でも、更年期のうつ症状についての相談は多くあります。診療では、一人ひとりの背景を見分け、合う対策を考えることが大切になります。

① ホルモンの変化――エストロゲンが変動しながら減っていく

閉経前後には、女性ホルモンであるエストロゲンが、変動しながら減っていきます。体がこの変化に慣れないことで、ほてりやめまいなどの身体症状に加え、うつや不安などの精神症状が出ることがあります。

「同じ年代の知人は元気なのに」と比べてつらくなる方もいます。症状の時期も程度も人それぞれなので、自分が今どのように困っているかを確認していきます。

② 年代によるストレス――体と役割、これからの生活が変わる

50歳前後は、体の変化とともに、家庭や職場での役割も変わりやすい時期です。年齢を重ねることや老後への不安が強まることもあります。

仕事で責任が増える、家族の生活が変わる、自分の体調を気にしながら親の介護を担うなど、複数の負担が重なる場合があります。特に親の介護は、通院の付き添いや日々の世話だけでなく、先の見通しが立ちにくいこと自体も負担になります。

ホルモンの変化とストレスは、重なることが少なくありません。 治療でも、どちらか一方だけを選ぶのではなく、両面から整えていきます。

2.更年期うつの症状――こころ・体・生活に現れる変化

更年期うつの症状――こころ・体・生活に現れる変化
図解を拡大して見る ↗

更年期うつでは、落ち込みや不安のほかに、ホットフラッシュやめまいなどの体の症状が主に現れる方も少なくありません。診察では、気分と体調、日常生活の変化を一緒に確認します。

見るところ日常で気づきやすい変化の例
気分・感情気分が沈む、不安が強い、涙が出やすい、イライラする
意欲・楽しみ家事や仕事に取りかかりにくい、以前楽しんでいたことが負担になる
考え・集中決めるまでに時間がかかる、集中しにくい、自分を責めることが増える
睡眠・食事寝つきが悪い、途中で目が覚める、食欲が落ちる
体の状態ほてり・発汗、めまい、動悸、だるさや疲れやすさがある
生活への影響仕事に時間がかかる、家事や介護の後に動けない、約束や外出を避ける

「できているか」だけでなく、どれだけ無理をしているかを見る

仕事や家事を続けていても、以前と同じ余力があるとは限りません。外では何とかこなし、帰宅すると横になったままになるなど、見えにくい負担があります。

「今まで30分でできた支度に、1時間以上かかる」「休みの日にも食事を作る気になれない」といった変化は、診察でそのまま伝えてください。症状の名前が分からなくても、生活の変化から状態を整理できます。

3.更年期障害・うつ病・適応障害の違いと、重なる場合

更年期障害・うつ病・適応障害の違いと、重なる場合
図解を拡大して見る ↗

「更年期障害なのか、うつ病なのか」「適応障害も重なっているのか」と迷う方は多くいます。これらは、見ている側面が違う言葉です。

言葉主に表していること診察で確認すること
更年期障害更年期に起こる心身の症状が、日常生活に支障を与えている状態月経の変化、ほてりや発汗、気分などの症状、ほかの病気の可能性
うつ病気分の落ち込みや楽しめなさなどが続き、心身と生活に影響する病気症状の続き方、睡眠・食欲、集中力、自責、生活への支障
適応障害仕事・家庭・介護などのストレスと関連して、心身の不調や生活上の支障が生じる病気何が負担か、始まった時期、環境との関係、負担から離れたときの変化
更年期うつ更年期という時期に生じた、うつ病・適応障害やうつ症状を捉える呼び方ホルモン変化と生活上のストレスの両方

更年期障害と適応障害が重なることもある

例えば、ほてりや発汗に悩む時期に親の介護が始まり、不眠や不安が続く場合があります。体の変化に対する治療と、介護の負担を減らす対策を同時に考える必要があります。

更年期にうつ病が起きている場合も、落ち込みをホルモンの問題だけで説明し終えるのではなく、うつ病として必要な治療を進めます。症状の始まり方や休養後の変化、仕事・家庭での困りごとを合わせて診察します。

「どちらかを自分で決める」より、経過を伝える

「介護の予定が増えてから眠れなくなった」「ほてりは軽くなったのに、気分の落ち込みは続く」など、変化の順番が役立ちます。体とこころの症状が同時に始まったか、別々に変わってきたかも伝えてください。

うつ病の症状・診断・治療を詳しく見る / 適応障害の症状と対策を詳しく見る

4.更年期うつは何科へ? 婦人科と心療内科・精神科の役割

更年期うつは何科へ? 婦人科と心療内科・精神科の役割
図解を拡大して見る ↗

ホルモンの変化とこころの不調が重なるときは、婦人科と心療内科・精神科の両方を使って治療を進める方法があります。まず、今いちばん困っている症状から相談してください。

困っていること主な相談先と役割
月経の変化、ほてり、発汗などが目立つ婦人科・更年期外来で、ホルモン変化との関係やHRTの適否を相談する
落ち込み、不安、不眠、意欲低下が続き、生活が難しい心療内科・精神科で、うつ病・適応障害などの状態を確認し、治療する
体の不調が中心で、原因が分からないかかりつけ医・内科などで、症状に合う診察と必要な検査を受ける
介護が重なり、休む時間をつくれない自分の受診と並行して、地域包括支援センターなどへ介護の負担を相談する

一つの科に通院中でも、残っている症状を伝える

婦人科で治療している間に、気分の落ち込みや不眠が強まったときは、そのことを担当医に伝え、心療内科・精神科との連携を相談します。反対に、こころの治療を受けていて月経の変化やホットフラッシュが気になるときは、婦人科での確認を考えます。

複数の科を受診する際は、お薬手帳や検査結果を持参し、現在受けている治療を共有してください。薬の重複や、治療ごとの変化を確認しやすくなります。

5.更年期うつの治療3つ――ホルモン補充療法・薬・ストレス対策

更年期うつの治療3つ――ホルモン補充療法・薬・ストレス対策
図解を拡大して見る ↗

更年期うつの治療は、大きく三つです。ホルモン補充療法、抗うつ薬や漢方薬、ストレス対策を、背景と症状に合わせて組み合わせます。

① ホルモン補充療法(HRT)――婦人科で相談する

ホルモン補充療法は、エストロゲンなどの女性ホルモンを補う治療です。飲み薬、貼り薬、塗り薬などの方法があり、症状や体の状態に合わせて検討します。

血栓の病歴などによって、治療を受けられない方や慎重な判断が必要な方もいます。婦人科で病歴を伝え、必要な診察・検査を受けたうえで、導入を相談してください。使う薬や補充方法の詳しい説明も、婦人科で受けます。

HRTの普及については、これまで欧米で3割ほど、日本では約2%という数字が紹介されてきました。日本では普及率の低さが指摘され、治療への理解を広める取り組みが行われています。自分に合うかどうかは、利用者の多さより、症状・病歴・治療に対する希望をもとに相談します。

② 抗うつ薬・漢方薬――うつ病・適応障害に準じて治療する

ホルモン補充療法以外のメンタル面の治療は、基本的にうつ病・適応障害に準じて行います。うつや不安の症状に対しては、抗うつ薬の使用を検討します。

よりマイルドな治療として、漢方薬を検討することもあります。 漢方薬は、体の症状に使う場合と、精神面の症状に使う場合があります。種類によって強み・弱みがあるため、どの症状を改善したいかを相談して選びます。

薬を使い始めてからの変化や、気になる症状は診察で伝えてください。薬の変更や中止も、担当医と相談して進めます。

③ ストレス対策――環境調整と、対処方法の見直し

ストレスは症状の悪化に影響します。仕事量、家事の分担、介護、人間関係などを整理し、なるべく負担を減らす環境調整を図ります。

特に介護は長期化しやすく、一人で抱えすぎると大きなストレスになります。必要に応じて、介護保険制度の活用を検討します。

また、「頼まれたことはすべて自分で引き受ける」「休むと周囲に迷惑をかける」と考えている場合には、ストレスへの対処方法を見直すことも役立ちます。考え方を整理する取り組みと、実際の仕事や世話の量を減らすことを並行します。

6.介護・仕事・家庭の負担を減らす、具体的な方法

介護・仕事・家庭の負担を減らす、具体的な方法
図解を拡大して見る ↗

更年期の不調がある中で、以前と同じ量の仕事や世話を続けるのは大変です。休養を取れるようにするには、「頑張りすぎない」と考えるだけでなく、何を減らし、何を分担するかを決めていきます。

負担になっていること調整の例
親の通院に毎回付き添っている家族で担当日を決める。利用できる支援も相談する
夜の対応が続き、自分が眠れない家族や支援者へ状況を伝え、夜の負担を減らす方法を検討する
仕事と家事の両方が終わらない業務の優先順位を相談し、家事は当面必要なものに絞る
予定や手続きの管理も一人で担っている日程確認・連絡・申請の準備なども分担する
老後や家計の心配が頭から離れない相談したい問題を分け、情報を確認する時間と休む時間を区切る

介護の制度が分からない段階で、相談してよい

介護については、介護が必要な家族の住む地域を担当する地域包括支援センターが、相談の入口になります。市区町村の介護保険窓口でも、相談先を確認できます。すでにケアマネジャーが関わっている場合は、自分の体調と、今の介護を続ける難しさを伝えてください。

例えば、次のように話せます。

「親の介護を続けていますが、私自身が眠れず、落ち込みも強くなっています。今の分担では休めません。介護保険で使える支援や、負担を減らす方法を相談したいです」

使う制度を一人で調べ終える必要はありません。親に必要な支援と、自分が担える範囲を一緒に整理します。支援の内容や利用条件は、地域や本人の状態に合わせて確認します。

家族や職場への依頼は、具体的な作業にする

家族には、例えば次のように伝えます。

「今週は、火曜日の通院付き添いと、その日の買い物をお願いしたいです。私はその時間に休みたいです」

職場では、仕事の内容と負担を分けて相談します。

「体調が落ちていて、今の担当量では終わらない日が続いています。先に進める仕事と、分担できる作業を相談したいです」

体調が戻るまでの一時的な調整も含め、無理なく続けられる形を考えます。

7.家族や周囲ができる支え方――「休んで」を実際の分担にする

家族や周囲ができる支え方――「休んで」を実際の分担にする
図解を拡大して見る ↗

本人は、ホルモンの変化に加え、仕事や介護などの役割を抱えています。「更年期だから仕方がない」「気分転換すればいい」と説明を終えるより、今何がつらいかを聴き、負担を減らす方法を一緒に考えます。

体調や、普段との違いを尋ねる

「最近、夜あまり眠れていないようだけれど、どんな感じ?」

「帰宅してから動けないほど疲れているんだね。今、何が一番負担になっている?」

本人が気分の不調を話しにくいときは、睡眠・食事・疲れなどから尋ねる方法もあります。周囲の人と比べず、以前の本人との違いに目を向けます。

手伝う内容を、本人任せにしすぎない

「何でも言って」と待つだけでは、何を頼むか考え、段取りする負担が残ります。「今日は夕食と片づけを引き受ける」「次の通院の日程調整は自分がする」など、できる内容を具体的に提案してください。

予約、移動、家族間の連絡が負担になっている場合は、本人の希望を確認して手助けします。体調が変わったときには、分担も見直します。

8.診察で伝えることと、早めに相談したい変化

診察で伝えることと、早めに相談したい変化
図解を拡大して見る ↗

受診のときは、「更年期うつかどうか分からない」という段階から相談できます。病名を自分で選ぶより、何が変わり、生活のどこが難しくなったかを伝えることが役立ちます。

伝える内容メモの例
始まった時期「2か月前から眠りが浅くなり、先月から落ち込みが強い」
月経や体の変化「月経が不規則になった」「ほてりや汗で目が覚める」
気分・意欲「不安が続く」「好きだったことにも気持ちが向かない」
生活の負担「親の介護が増え、休日も休めなくなった」
生活への支障「仕事の判断に時間がかかる」「食事の準備が難しい」
休養後の変化「少し休むと楽になる」「休んでも気分が戻らない」
病歴・薬持病、これまでのうつ症状、婦人科での治療、処方薬・市販薬・漢方薬
今相談したいこと「眠れるようになりたい」「仕事量と介護の分担を見直したい」

年齢より、今のつらさと生活への影響を目安にする

落ち込みや不安、不眠が続き、仕事・家事・介護が難しくなっているときは、早めに相談してください。「更年期が過ぎるまで」と長く我慢せず、現在の病状に合う対応を考えます。

食事や水分を十分に取れない、ほとんど眠れず状態が急に悪くなっている場合も、早急な相談が必要です。

自分の安全を保てないほどつらいとき

「死にたい」「消えてしまいたい」という気持ちが強いときは、一人で抱えず、身近な人や医療機関へすぐに伝えてください。自分を傷つけそうなとき、過量服薬やけがなどがあるときは、通常の予約を待たず119番などで救急の支援を求めます。

強い苦痛への対応と、家庭や仕事の調整は、周囲の人にも協力してもらいながら進めます。

9.更年期うつについてよくあるご質問――いつまで続く? 治る?

更年期うつについてよくあるご質問――いつまで続く? 治る?
図解を拡大して見る ↗
更年期うつは、いつまで続きますか。閉経すれば治りますか?

続く期間や回復の仕方は、症状の強さ、ホルモンの変化、生活の負担、治療の内容によって違います。閉経前後という時期に注目しつつも、落ち込みや不安が続く場合は、その時点で治療を進めます。

介護や仕事のストレスが続いているときは、年齢の変化を待つより、今の負担を減らすことが大切です。治療で症状がどう変わったか、生活がどの程度戻ってきたかを確認していきます。

婦人科でHRTを受けていますが、気分の落ち込みが残っています。

残っている落ち込み、不眠、意欲の低下を担当医に伝え、心療内科・精神科への相談も考えます。「ほてりは軽くなった」「睡眠はまだつらい」のように、症状ごとの変化を伝えると治療を検討しやすくなります。

婦人科と心療内科・精神科の治療は、必要に応じて並行できます。双方に薬の内容を伝え、組み合わせを相談してください。

HRTを受けられない場合も、治療できますか?

抗うつ薬や漢方薬、うつ病・適応障害に準じた治療、ストレスを減らす環境調整など、ほかの方法を相談できます。HRTの適否と、こころの不調をどう治療するかは、分けて考えます。

漢方薬と抗うつ薬は、どちらを使うのでしょうか?

うつ・不安の程度、体の症状、病歴、これまでの治療での変化を見て相談します。抗うつ薬でうつ・不安に対応する場合も、よりマイルドな治療として漢方薬を検討する場合もあります。薬の種類による強み・弱みと、本人の希望を合わせて考えます。

更年期うつのチェックリストで、自分の状態を確認できますか?

確認項目は、症状を振り返り、診察で伝える準備に使えます。このページの症状表も、そのためのものです。該当する数で病名を決めず、続いている期間、生活への影響、月経や体の変化を一緒に相談してください。

介護を代わってくれる人がいないときは、どうしたらよいですか?

地域包括支援センターや担当のケアマネジャーへ、「自分も体調を崩していて、今の介護を続けるのが難しい」と伝えます。代わる家族を見つけてからでなくても、支援の組み合わせについて相談できます。

自分の受診も並行し、必要な休養や治療を確認します。介護する人の体調を守ることも、今後の生活を続けるための大切な課題です。

10.まとめ・更年期の変化と、生活の負担の両方に対応する

まとめ・更年期の変化と、生活の負担の両方に対応する
図解を拡大して見る ↗

更年期うつは、主に閉経前後、45〜55歳ごろを一つの目安として現れる、うつ病・適応障害やうつ症状です。ホルモンの変化と、体・役割の変化、老化や老後への不安、介護などのストレスが重なります。

治療では、婦人科でホルモン補充療法を検討しつつ、抗うつ薬や漢方薬、ストレス対策を組み合わせます。介護を抱えすぎているときは、介護保険制度などの支援も使い、実際に休める条件を整えます。

「この年齢だから仕方がない」と一人で耐えるより、体とこころの両面を相談し、今の状態に合う治療と生活の調整を進めていきましょう。

うつ病・適応障害や、関連する症状を詳しく知りたい方へ

知りたいこと関連する解説
落ち込みや意欲低下、治療全体についてうつ病の症状・診断・治療
ストレスとの関係と環境調整について適応障害の症状・対処法
疲れが抜けないときの考え方疲れやすい
原因の分からない体調不良が続くときからだの不調が続く
育児の負担が重なっているとき子育てうつ

動画で詳しく見る:更年期うつ

更年期うつ

ホルモン変化と年代のストレス、ホルモン補充療法・薬・ストレス対策について、元の解説動画でも説明しています。

著者紹介

精神科医・医療法人社団Heart Station理事長 春日雄一郎

春日雄一郎

(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)

精神科医。医療法人社団Heart Station理事長。

YouTube「こころ診療所チャンネル」運営

運営医療機関

こころ診療所吉祥寺駅前

こころ診療所吉祥寺駅前/医療法人社団Heart Station。

主な参考文献

  1. 尾崎紀夫・三村將 監修、水野雅文・村井俊哉・明智龍男 編集:『標準精神医学 第9版』医学書院、2024年。
  2. 大熊輝雄 原著、「現代臨床精神医学」第12版改訂委員会 編集:『現代臨床精神医学 改訂第12版』金原出版、2013年。
  3. 米国精神医学会 原著、日本精神神経学会 日本語版用語監修、髙橋三郎・大野裕 監訳:『DSM-5-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル』医学書院、2023年。
  4. 日本女性医学学会:『ホルモン補充療法の正しい理解をすすめるために―ホルモン補充療法を考えている方へ―』2026年10月。
  5. 厚生労働省:「家族介護に直面している方への支援を知りたい」『中高年の活躍支援のご案内』。

東京・吉祥寺駅前の心療内科・精神科(メンタルクリニック)

こころ診療所吉祥寺駅前

(医療法人社団Heart Station)

〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目4-3 ニューセンタービル 6階 (JR中央線、京王井の頭線吉祥寺駅井の頭口より徒歩0分)

診療科目:心療内科・精神科

院長:水谷 薫

理事長:春日 雄一郎

電話番号:0422-26-5695

ネット予約
(初診・再診)
お電話
0422-26-5695

診療時間

こころ診療所吉祥寺駅前の診療時間は、月曜・火曜・水曜・金曜・土曜は9:00-13:00と14:00-20:00、木曜・日曜は9:00-13:00と14:00-18:00。祝日が休診です。

地図

吉祥寺駅からこころ診療所吉祥寺駅前(心療内科・精神科)までの地図吉祥寺駅からの行き方